軽作業は、軽い単純作業のことですが、体力を使用しないでする作業もあれば、重い荷物を運ぶ肉体労働も軽作業とされることがあります。今回は、軽作業の仕事と用語などについて調べてみましょう。
■軽作業基準への考え方
一般的に軽作業は、次のようなことがあげられます。
・コンサート会場や展示会などのイベントでの設備の準備、搬入、設営
・洋服、衣類の製造や整理、値札付けや検品
・流れる部品の組み立て・加工
・食品工場での加工や仕分け
・オフィスや公共施設などの清掃
上記以外にも、梱包作業、組み立て作業、倉庫内での作業、引越手伝い、什器搬出入、配送補助、宅配会社の配送仕分けなどの運送関係、イベント会場の設営準備、撤去、機材搬出入、受付、チラシ配布、販売、誘導、イベント関係など、軽作業の仕事は数多くあげられます。
■軽作業とは、どのような範囲の作業を指すのか。
一般的にはこれがそうだと断定はできませんが、軽作業は、屋内での事務作業、手作業、精神的作業を中心とする仕事をする人が相当し、中労作は、歩いたり、立ったり、座ったり、時々物を持って運んだりという仕事で、職業でいうと店員、工員、外交員などが該当します。
いっぽう重労働は、一日中汗をかいて仕事をする肉体労働や土木建設。農林漁業やスポーツ選手等が該当するとされています。
■仕事内容における軽作業の特徴
では軽作業の内容を専門用語を交えて見ていきます。
◎あまり体力を必要としない。
専門用語例：ピッキング作業
作業は、必要な物を選び出し集める作業で、作業内容がさまざまで、物流や運送業では、注文の品を倉庫内から集める作業などがあり、製造業では、製造部品を集めてくる作業があり、職場によっては重たい部品の持ち運び作業だったりもしますが、あまり体力は必要としません。
◎年齢や性別を問わない。
専門用語例：組み立て作業
ベルトコンベアで流れてきた製造物を組み立てていく流れ作業です。製造業での組み立て作業は、アセンブリといわれ、工具を使用して年齢や性別に関係なく、誰にでもできる作業です。
◎未経験でもよい。
専門用語例：検品作業
品質チェックに関しては、経験を積んだ人が担当する場合がありますが、出来上がった出荷前の商品に、欠陥や異物が混入がないかを確かめるたり、製品をチェックする工程の作業で、経験がなくてもできる作業です。
これら軽作業といわれる仕事は、製造業や運送業、飲食店での商品の仕分けなど、誰にでもできる作業で、簡単な仕事である特徴があります。
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