倉庫の仕事が決まり、さあ明日から倉庫の仕事をしようと思ったとき、靴は「今履いている靴でいいのかな?」と思うことはありませんか。今回はそんな靴に関することです。
基本的な確認
まずやっておくことは、勤務先に作業するときの服装や靴などの規定のものがあるかを確認しましょう。倉庫では安全靴を履くことを義務づけるところもあるのです。靴に関しては、特に規定が無ければ動きやすい靴で、ご自身の足に合ったスニーカーでよいでしょう。
倉庫の仕事や危険
倉庫では、どんな作業があるかというと次のようなものがあります。
〇検品
〇ピッキング
〇梱包
〇仕分け
〇入出荷処理
〇運搬
〇シール貼り
こういった倉庫作業をしているときに次の危険性が考えられてきます。
〇転倒
〇激突
〇飛来、落下
〇崩壊、倒壊
〇はさまれ、巻き込まれ
〇切れ、こすれ
ヒヤリハット
ヒヤリハットとは重大な事故や災害は起こっていないけれども、作業中の何かのミスや作業中の事故の危険性でヒヤリとしたり、ハッとしたりすることがあるというものです。
このようなことがあれば、危険がはらんでいると考えられます。その危険を取り除いたり、作業のやり方を変更したりすれば、労働災害を防ぐことにもつながります。
倉庫の足元の問題
倉庫での作業ではフォークリフトが動きますし、トラックに商品を積み込んだり、降ろしたりします。台車やカゴ車を使って商品を運ぶこともあります。そのときに重いものを足に落とすことや、台車やカゴ車を押すときにタイヤで足を踏んでしまうということもあります。
その際に問題がなければよいのですが、まずヒヤリハットを思い出してください。危なかったと思うだけでなく、「次に起こること」「未然に防ぐこと」を考えましょう。この場合は作業のやり方を考えることや、もしくは安全靴を使って防止することになります。
安全靴とは
安全靴はケガをしないように加工されていて、靴のつま先に硬い芯が入っていたり、靴底に丈夫な素材を扱っていたりします。建設現場などで履かれたりするものです。デザインもおしゃれなものがいろいろ出ています。
安全靴は耐久性があるので、たいへん便利になっています。靴のつま先が硬くなっているので、人によっては歩きにくくなることもありますが、慣れれば問題ないでしょう。マジックテープ靴とヒモ靴という2種類のタイプがあり、仕事の状態や使用目的に合った安全靴を利用することを考えていくとよいと思います。
まとめ
倉庫にはピッキングなどの動き回る仕事もあります。一定の場所で作業することもあります。どういう仕事なのかを考えて靴を選ぶとよいでしょう。
動きやすいスニーカーの靴もいいと思いますが、長期間やまた同じような「倉庫の仕事をする計画がある方」や「足元に危ないなと感じることがある方」は、安全靴を一つ購入することを検討してもよいと思います。また、ヒヤリハットは倉庫だけのことに限らず、さまざまな職種で起こる事故や災害に応用できるので安全の意識を高めていきましょう。
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